東ウィングホールのある実習棟に横断幕が掲げられています。
7月から8月にかけてロシアのカザンで開かれていた世界水泳選手権大会。井村雅代ヘッドコーチのもと、日本のシンクロナイズドスイミングチームがみごと銅メダルを獲得しました。そのナショナルチームの一員として活躍されたのが本校1期生の丸茂圭衣選手です。
高校在学中も学業とシンクロナイズドスイミングの練習を両立させて、がんばっておられたそうです。厳しい練習にもしっかり耐え、目標を見失わずに勝ち取った銅メダルです。
帰国後、井村雅代ヘッドコーチは、「『日本はメダルの取れない国』」という評価が前提になってしまっているので、その中でメダルを勝ち取るというのは並大抵の努力ではできないが、絶対にメダルを取らせてやりたかった。そのために指導をしてきたのだから。」とおっしゃっていました。
もう一名は、この3月卒業した6期生の出口瑛瑚選手です。本校在学中から水泳部で毎日練習に励み、どんどん自己ベストを塗り替えてきました。昨年のインチョン世界大会に続き、7月にイギリスで開催されましたIPC世界水泳選手権大会およびエクアドルで開催されたIPASグローバルゲームスに日本代表として参加をしました。
先日、学校に来た時に挨拶に来てくれましたが、まだ卒業して半年ほどですが、より一層たくましくなり、ひとまわり身体も大きく力強くなっていました。今後ますます活躍されることを願っています。
卒業生の方々がこうして活躍されていることをとてもうれしく思います。本当におめでとうございます。