みずみずしい感性が光ります

本校では、短歌やおすすめ本のPOPの作品募集に応募したり、朝日新聞の「声」の欄へ投稿したりと、自分を表現する取組みを行っています。これは国語の授業の指導の一環として取組んでいるものです。

それらの作品の中から、入選したり特別賞を受賞したものを紹介します。


       鏡越し後ろを通る弟ののびた背を見て少し嬉し


これは2年生の女子生徒の作品です。7月27日の「読売歌壇」に掲載されました。姉として、弟の成長を優しく見守る気持ちが素直に表現され、なんとも温かい歌になっています。


もう一首

       澄んだ空眺めていたら逆さまの君の笑顔がとびこんできた


こちらは「河野裕子短歌賞」青春の歌に入選した作品です。こちらは1年生女子生徒の作品です。草原にでも寝転んでいたのでしょうか。さわやかな光景が目に浮かぶようです。

夏休みの宿題としてPOPの作成が課され、その作品の中から大阪府立中央図書館の「あなたのおすすめ本のPOP広場」に応募しました。応募総数1187点から23作品が入賞し、本校からは2名のPOPが特別賞に選ばれました。現在府立中央図書館に展示されています(11月15日まで)ので、よろしかったらご覧ください。

また作品が手元に戻りましたら、改めて紹介したいと思います。

生徒の持っている秘めた力を引き出していくのは大切な教師の役割、学校教育の役割です。様々な仕掛けによって生徒は思わぬところで自身の才能に気づき、開花していきます。


これからも生徒の感性を上手に引き出す教育を推進していきたいと考えています。

 

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