本日、3月2日、暖かな春の日差しに祝福されながら無事、卒業式を終えることができました。たくさんのご来賓の皆様、ご家族の皆様に見守られ、厳かな中にも温かい卒業式でした。
卒業式の前に3階の3年生のフロアーに行くと、生徒の写真で描かれた学年主任吉田先生のモザイク画が飾られていました。吉田先生は「恥ずかしいんですが...」と、アップになった自分の笑顔に照れておられましたが、とてもうれしそうでした。
式典の中、在校生からは卒業生への感謝と別れを惜しむ送辞が送られ、卒業生からは本校で7期生の仲間とともに一緒に過ごせた3年間への想い、お世話になった学年の先生方をはじめ多くの関係者への感謝の気持ちの込められた答辞が読み上げられました。
卒業式に引き続き行われたセレモニーの中で在校生から卒業生に向けて送られた大きな歌声、美しいハーモニーにはとても感動いたしました。卒業生への感謝の気持ちが、卒業生だけでなく、出席していただいたみなさんの心にも届いたと思います。
本日の式辞の中で、自らの力を信じ、様々なことにチャレンジしてほしいこと、そのために、最初から「どうせ無理...」とあきらめないでほしいというメッセージを贈りました。
式辞の中で紹介した植松 努さんについてですが、インターネットで 「植松 努 SAPPORO TED 」などのワードで検索していただくと講演映像がでてきますので、よろしければぜひご覧いただきたいと思います。とても勇気を与えてくれる内容になっています。
可能性を信じて、最後まであきらめずに... 簡単なようでなかなか難しいですね。それができるようにするためには精神的な支えが必要です。自分の前に立ちはだかる壁が大きければ大きいほど、くじけそうになってしまいますが、苦しんでいる、悩んでいる自分のそばに何も言わずそっといてくれる存在のどれだけ大きいことか。
くじけそうな自分を支えてくれる、その応援団の究極は「自分自身」ではないかと考えます。やると決めた自分を、応援するもう一人の自分です。根拠のない「やる気と自信」を与えてくれる自分自身という存在です。
「座右の銘」とよく言いますが、自分の立ち返る場所、自分の支えとなる言葉を持っておくことも、効果的なように思います。
7期生のみなさん一人一人のご活躍を心より祈念いたします。