東北ボランティア研修感想文

本校、ボランティア部がこの夏(8月6日~9日)に東北ボランティア研修に参加しました。

このことは既にブログでも紹介していますが、参加生徒の感想文を抜粋し紹介したいと思います。

(抜粋1)

私たちは憶測であっても、南海トラフ地震に備えて対策を取らねばならない。ことが起こってからでは遅すぎる。自然にはあらがえないが、災害を予測し、自分の命や大切な家族を守るために、災害時の準備を怠らないようにしたい

私達は、日々いつ起こるかわからない災害に怯えるのではなく、災害が起きても本当に大切なものを守るために準備と行動をしたい。大川小学校の御遺族の方たちのお話を聞き、命の尊さを強く感じた。

(抜粋2)

今回の研修に行く前、大阪でも地震が起きました。いつもは平気な顔している妹が泣いていて、本当に怪我がなくてよかった。私は今回の研修を通して、一瞬にして失う怖さを改めて思い知らされました。それまでの日常全てが、瞬時に変わるのにはきっと受け入れられない。もし家族を失うようなことになってしまったら本当どうすればいいのかわからなくなると思います。もしかしたら、ふらっと帰ってくるのを待って、さまようかもしれません。

この世に無駄なことなどなく、どんな知識や経験もいつかはきっと役にたつのだと思います。人は前に進むことのできる生き物です。私は毎日を大切に生きたい。

(抜粋3)

僕が今回、東北ボランティア研修会を通じて思ったことは、被災した現地を見て、その時のことについて現地の方々にお話を伺うことによって、防災の大切さや防災に対しての意識を再確認できるのではないかということです。

(抜粋4)

大川小学校を訪れた時、子どもを失った方が「いつでも最悪の事態を想定して災害の時のための準備はやりすぎだと思うぐらいしておきなさい」と教えてくださいました。ボランティア研修を通してお話を聞かせてくださった皆さんが「ここで起こったことが忘れられるのが一番つらい」とおっしゃっていたのが、とても心に残りました。そして「帰ったらこのことを、とにかく多くの人に伝えて欲しい」と言われました。

(抜粋5)

今回の訪問で思い知ったのは、実際にその場所に行って、見て、話を聞く、これが一番重要だということです。

参加生徒たちは、様々なことを感じ取ったようです。

この経験を大切にして欲しいと思います。

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