本日(1/25)4限目、2年生「化学」の授業で
「カイロの反応熱を測ろう」 という実験が行われました。
「使い捨てカイロは袋から出した後、徐々に温度が上昇していきますが、
もし一気に(一瞬で)上がるとしたならば、何度になるだろう?」というのを調べる実験です。
まず、担当の先生から実験の主旨や測定の方法などの説明があった後、生徒たちは4人一組のグループで実験に臨んでいました。
できるだけ正確な値を求めるためには、いち早くカイロの温度を上昇させる必要があります。
その工夫は生徒たちに任されました。
まず、外袋を破り、カイロも破り、粉を出してビーカーへ
その後、水を足す班や粉をかき混ぜる班
それぞれ班ごとに相談しあい、工夫をしていました。
結局、多くの班が「水を足すことで化学反応を誘発」し、早く温度をあげようとしましたが、なかなか上手くいきませんでした。
後で先生に聞くと、使い捨てカイロにはもともと水が含まれているため、
「そのままかき混ぜるのが、一番温度が上がりやすい」 そうです。
でも、先生はその後・・・ こう言いました。
「実験は、失敗したからダメではありません。自分で考えてやってみること。グループで協力する経験がとても大きな意味を持ちます。」と・・・
たしかに、誰でもどんなことでも失敗はあります。
でも、自分で考えて行動した失敗から得た知識は、次の成功や成長につながる はずです。
生徒達は、「自分で考えること」や「皆と力を合わせること」を楽しみながら、
実験に取り組んでいました。