本校1年生の生徒が豊中市青年会議所が募集を行なった「カンボジア 夢叶プロジェクト」に応募し、作文コンテストによる選考に見事合格しました
これは、選ばれた5名の高校生が、カンボジアの孤児院のことを知ったうえで「何を支援するか」「その支援物資をどのようにして集めるか」などを話し合い、自分たちの力で集めた支援物資をカンボジアの「ソク孤児院」に直接手渡すというプロジェクトです。
訪問は、8月2日(金)~7日(水)の5泊6日で、カンボジアにおける思想弾圧の歴史を学んだり、ユネスコの世界遺産であるアンコールワットの見学なども含まれています。
メインイベントである「ソク孤児院での贈呈式」は8月5日(月)
この「ソク孤児院」はNPO法人からの支援がストップし、空中分解しかけていた孤児院を日本人がサポートしている孤児院です。
5名の高校生はここを訪れ、支援物資を直接手渡すことになっています。
早速、5名の高校生は、資金を集めるための企業回りや募金活動などを行なっています。
孤児院で暮らす児童数の正確な世界統計はありません。ユニセフが最近出した統計によると、推定270万人とされていますが、多くの国では私設孤児院の児童数が正確にはカウントされていないと言われています。カンボジアにおいても4割ほどの孤児院が未登録です。
350人に1人が児童養護施設で暮らしているカンボジアの実情に触れるとともに、子どもたちと交流し、多くの事を感じ取って欲しいと思います。
なお、本生徒は今後本校において募金箱を設置し、募金を募るとのことです。
一人の生徒の行動が、学校全体の温かい空気に繋がることを期待しています!
ぜひ「青雲生の温かい心」を、カンボジアの子どもたちへ届けてください。