1学期終業式を行ないました

本日、1学期の終業式を行ないました。

この1学期、千里青雲の生徒達はまた一回り成長をしました。

特に、6月に開催した体育祭は、生徒会、部活動の生徒たちが中心となり準備や運営、そして競技や応援では縦割りの団を団長、副団長がしっかりとまとめ成功に導いてくれました。

9月の文化祭、音楽祭も生徒の力で良いものにしてください。楽しみにしています。

今日の終業式では、挨拶について話をしました。

(以下抜粋)

あいさつは、無理やりするものでもなく、無理やりさせるものでもなく、「挨拶をしたのに相手からはしてくれなかった」という見返りを求めるものでもないと思っています。また、自分の立場が上だから、相手が挨拶するのは当たり前と言う考え方もおかしいと思います。

そのような考え方が、例えば学校においては「顧問の先生だけには挨拶する」とか「先輩だけには挨拶をする」という偏った行動につながるのです。

挨拶は、もっと自然なもので、相手がだれであろうが自分から繋がろうとする気持ち、あるいは、それを受け入れる素直な心、また、周りの人への感謝の気持ちの現れです。

だから私は、「挨拶をしなさい。」ということだけを伝える指導は、あまり意味のない事だし、言い換えれば、挨拶は教えるものではないと思っています。大切なのは、「挨拶」と言う形式的なものではなく、その奥にある心の持ち方であるからです。

皆さんがこれから生きていく時代は、人工知能やロボットに多くの仕事を奪われてしまうとも言われています。

しかし、人工知能やロボットは、他人のことを思いやったり元気づけたり、また、みんなで協力して何かをやろうという考えは持ちません。そこが人間と違うところです。

事務仕事はロボットに任せる時代が来ても、人の気持ちに寄り添う仕事は人にしかできない仕事です。そして、それが、これからの社会を行きぬいていくために必要な力です。

ぜひ、皆さんには、「自然な挨拶」ができる心を持ち続けて欲しいと思います。

本日、放課後に安全衛生講習会を実施しました。

文化祭で飲食物を扱うクラスとクラブが参加し、衛生面についての講習を受けていました。

明日から、長期の休みに入りますが、それぞれ有意義な日々を送ってください。

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