「社会福祉基礎」の授業において、現在『障がい者福祉』という大きなテーマの基で、学習を進めています。
先日は、点字の読み書きを行い、今日は、視覚障がいのある方が使用している白杖体験を行いました。
ガイドヘルプ役とアイマスクを着用し白杖を使用する役とに分かれ、校内および学校の周辺を散策しました。
毎日通いなれた学校、通学路であるにも関わらず、自転車や車の音、そして段差や階段に少し
戸惑う姿が見られましたが、ガイドへルプ役の生徒が、しっかりと言葉かけを行うことで安心していたように思います。
このような体験を通して障がいのある方の「困り感」を知ることは、福祉マインドの醸成につながります。
福祉に関する知識や技術の習得は大切ですが、根幹となるのは「支援を必要としている人の困り感に寄り添う心」です。
たった数ミリの段差
多くの人にとってなんでもないことが、
実は「全ての人にとって完全な環境ではないこと」
体験した生徒は気づいたのではないでしょうか
誰もが安全安心に暮らせる社会が来ることを心から願います。