本校には、「ともに学び、ともに育つ」というコンセプトのもと、共生推進教室が設置されています。
フレンド生と呼んでいる共生推進教室生は、火曜日のスクーリングの日を除き、総合学科の生徒と3年間、ともに高校生活を送ります。
この制度は、フレンド生にとって「成長するための機会」であると同時に、
総合学科の生徒にとっても、とても貴重であると思います。
社会で生活していくためには、
自分の幸せと、他者の幸せを追い求める姿勢や考え方が必要です。
誰もが、それぞれの立場や状況を理解しながら
「受容」、「共感」、「理解」し、寄り添いの気持ちを持つ。
その大切さを、この3年間で感じた生徒も少なくないのではないでしょうか?
3年生対象に「共生推進教室についてのアンケート」を行ないました。
その中にあった自由記述を紹介します。
「今まで、障がいのある人にどう接すれば良いかがわからず苦手意識を持っていたけど、頑張っている姿を見て、考え方が変わりました。」
「障がいのある方との関わり方を、自分なりに考える機会が増えました。」
「フレンド生と関わることによって、人としての優しさや無邪気さ感じることができました。」
とても良い経験になったようです。
この春卒業を迎える、フレンド生、総合学科生の皆さんへ
皆さんは、この3年間千里青雲高校で、「ともに学び、ともに育って」きました。
これからは、社会において、「ともに生き、ともに幸せに」なってください!