第14期生入学式を挙行しました。#038   

6/20(土)第14期生の入学式を挙行しました。

新入生にとっても、先生方にとっても待ちに待った入学式です。

最高のお天気に恵まれ、最高の入学式となりました。

学園坂では2,3年生のクラブ員が花道を作り新入生を出迎えました。

本日は3密を避けるために保護者の皆さんのご臨席がかなえられませんでしたので

式の様子はZOOMによって配信させていただきました。

200620入学式3.jpeg200620入学式1.jpeg

以下に式辞を掲載します。

ただいま入学を許可された二百四十三名の皆さん入学おめでとうございます。校内の桜が美しく咲く今日 ここに明るく元気な皆さんを迎えたことを心からうれしく思い、と本来ならば4月8日に皆さんへ伝えるはずでした。しかし、季節は変わり、梅雨を迎える頃となってしまいましたが、皆さんを歓迎する気持ちは何一つ変わりません。全校あげて第十四期生の入学を祝福し歓迎します。それと同時に、この場で多くの来賓や保護者の方々とともに皆さんの入学をお祝いできなかったことをとても残念に思います。

本校は、平成十九年、少路高校と東豊中高校をそのとして、個々の進路を実現する学力の充実と自分自身や周囲のひとを大切にするこころを育むことを教育目標に掲げ、総合学科の高校として新たに誕生しました。創立十三年の学校です。人に例えれば皆さんと同じ、成長の真っただ中にあり、子どもから大人へと日々、変化し続ける、青春の扉を今まさに開けんとする血気盛んな若者と言えます。

高校入学に当たり、新入生の皆さんに二つの考えてもらいたいことを話します。

一つ目は、入学の喜びを忘れることなく、「目標をはっきりと決めて頑張る」ということです。早い時期に、こんな大人になりたい、こんな仕事に就きたい、こんな資格を取りたいといった、高校卒業後の目標をもってください。高校生として、目の前のやらなければならないことから 決して逃げることなく、努力を積み重ねながら 計画的な毎日を送って欲しいと思います。皆さんは、一人ひとりすばらしい個性をそなえ、努力することで大きく伸びる可能性をもっています。ダイヤモンドの原石が磨かれて初めて輝くように、ひとの可能性は1000%、無限大です。失敗してもかまいません。勇気をもって何かに挑戦してみてください。何事もやってみないと可能性はゼロです。自らの可能性に チャレンジし続けてください。これまでに千里青雲高校で自分を磨き、光り輝いた数多くの先輩たちに続いて皆さんも新しい光となってください。

二つ目は、「良い方向に高め合える 友人をつくる」ということです。

学校は集団生活の場、社会生活の練習の場です。遊ぶときに何となく群れているだけで、間違ったことをしても 見て見ぬふりをし、足を引っ張り合うような友達は本当の友人ではありません。互いに、無いものを相手から学び合い、支え合える真の友人を見つけてくれるよう願っています。

良い人間関係は『挨拶』と『お礼の言葉』からできあがります。「おはよう」「こんにちは」そして「ありがとう」と にこやかに声をかけ合うことで、良い人間関係をつくることができます。そうすることでクラスや部活動の中で、生涯の友人を見つけることができると思います。そして、互いに夢や目標を話合って欲しいと思います。

それが本当の友人、本当の高校生活だと私は考えています。常に人を愛し、人に愛される、人を思いやり、人を助け、そして、人に助けられる。そんな人になってください。

これをもって私からの式辞とします。

令和二年六月二十日

大阪府立千里青雲高等学校長   浅尾 悦司

カレンダー

2024年3月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31