１２/２（木）講師の方をお招きして、3年生に「お金の授業」をお話ししていただきました。
来年度の4月より成年年齢の引き下げに伴って、１８歳からでも各種ローンを組んだり、契約を結んだりと、お金に関することがらを法的に自分だけで判断できるようになります。
卒業を控えた生徒たちにとって、学校側が何を伝えることが最も有益なことなのかを考えたうえで、誰しもが関わらずには生きていくことができないお金をテーマとしました。
お話しの中では、「お金の話をすること」に対する日本人の意識や、５０～６０年前と比べて銀行に預金しておくだけでは貯蓄は増えづらいことなど、学校教育の中ではあまり触れてこなかったことを教えていただきました。生徒たちも銀行の利率の変遷などを聞いていて驚きが隠せないようでした。
特にお話のポイントとして挙げておられたのは、まず「自分が堅実に働くこと」。次に「甘い誘いには乗らず、お金をしっかりと貯めること」。そして「貯めたお金を働かせること」でした。
人生１００年時代と言われる昨今、ゲームのように何もしなくても大丈夫といった裏技は存在しないため、これからも勉強を続けていくことが大切だというメッセージをいただき、残りの高校生活を全力で駆け抜けてほしいと思いました。