7/20(水)1学期終業式を挙行しました。
今回も放送により実施しました。校長式辞のあと、教務主任、保健主事、生徒指導主任ヵら夏休みの過ごし方を中心に講話がありました。
最後に特別活動部長から部活動のたくさんの表彰披露がありました。詳しくは次のブログ(#067)でお伝えします。
そろそろ、コロナを気にせず、対面で式をできるのではと思っていましたが、感染が爆発的に広がってしまいました。2学期終業式は対面での式を実現したいものです。
(以下に校長式辞を掲載します。)
突然ですが、皆さんは「笑う門には福来る」ということわざをきいたことがありますか。明るく朗らかにしていれば幸せがやってくるという意味です。今日は笑いの効能、笑いのもたらす良い結果についてお話しします。
ことわざになるくらいですから笑いが健康によいことは昔から経験的に知られてきました。ここ数年、笑いの身体的・心理的効果について多くの医学的研究の報告があります。ある研究では笑うことは手を上げたり、目を閉じたりするのと同じで、感情ではなく、行動である。意識して増やすことができるといっています。
これまでの報告では次のようなことが言われています。
- 笑いを増やせばストレスホルモンが減り、寝つきがよくなる。
- 笑いには有酸素運動の効果があり、笑っている間は公園を散歩しているのと同じくらいを運動量がある。
- 笑っている間は一瞬、脳が空っぽになる。言い換えると脳がリセットされる。これによってそれまで続いていたストレスを断ち切れる。
- 笑いすぎるとおなかが痛いってよくいいますね。そう、笑っている間は自然に腹式呼吸―おなかで呼吸しているのです。深呼吸と同じでおなかで息をすると心も体もリラックスできます。
そして、笑いは人間関係を円滑にします。笑うもしくは笑顔をつくるだけでも人間関係が円滑になりストレスの原因が減るかもしれません。
作り笑顔でも心身がリラックスできることもわかっています。声をだして笑うことができなくても作り笑顔をしてみるだけでも十分です。笑顔のひとには声をかけやすい。そこから会話が始まって、人と仲良くなれるかもしれない。笑いや笑顔は人に伝染していきます。自分が笑いや笑顔を意識するとその場に笑いや笑顔が拡がってその場のみんなが元気になる。
笑いや笑顔がいっぱいの教室やクラブ、学校にしたいですね。明日から始まる夏休み、笑いでいっぱいにしてください。そして、2学期には正門でまた、みんなの笑顔をみせてください。
これで式辞を終わります。