学校設定科目「地域の福祉」では、福祉の知識を習得するとともに、地域とのつながりを大切にしながら、すべてのひとの『普段の暮らしのしあわせ』について考察する学習を行っています。
ふだんのくらしのしあわせです!
授業の一環として、3年生8名が学校近くのデイサービス『輝豊苑』を訪れました。
健康チェック、感染症対策をしっかりと行い、訪問させて頂きました。
施設の責任者の方から、デイサービスについて丁寧な説明を受け、生徒たちが用意した、いくつかの質問を快く答えて頂きました。
実際に現場で働く方からの生の声を聴くことの大切さを改めて実感することができ、有意義な時間を過ごすことができました。このような時期ではありますが、施設見学させて頂いた、『輝豊苑』さんには感謝しかありません。
また、1学期の学習のなかでは、千里中央駅まで出向き、ユニバーサルデザインを探究しにいきました。普段何気なく利用する身近な駅ですが、ユニバーサルデザインに着目すると、様々なところで、「ふだんのくらしのしあわせ」の工夫があることを発見することができました。
その後、未来に必要とされるユニバーサルデザインは、どんなものかを考察しました。多彩なアイデアが誕生しましたが、すべての人を対象にしたデザインの立案の難しさ、財政面の工面の課題に突き当たったようです。
今後も、地域とのつながりを大切にしながら、様々な視点で福祉の問題点や課題に着目し、解決方法を考えていこうと思います。