3学期終業式挙行  #192

3/22(水)3学期終業式を挙行しました。

今回は3年ぶりに第1体育館で対面での実施となりました。

校長式辞のあと、特別活動部から部活動の表彰披露と生徒会執行部生徒から

体育祭の応援団募集のお知らせがありました。表彰では校長からバドミントン部に賞状の授与を行いました。

そのあと、教務部、保健部、生徒指導部の担当者からの講話がありました。

(以下、校長の式辞を掲載します。)

2月28日に卒業式がありました。皆さんの先輩である14期生が、それぞれ新しい進路に向けて千里青雲高校を巣立っていきました。

卒業生の答辞で在校生の皆さんに語りかけるこんな一節がありました。 

「私たちの高校生活は今まで経験したことのない長い臨時休業に始まりました。新たな仲間と会うことができず不安が募る日々でした。入学式は延期されやっとクラス全員と顔を合わせることができた時には5月20日になっていました。入学式ができたのも6月20日でした。緊急事態宣言など大変な状況の中で私たちを温かく迎える準備をしてくださった先生方には感謝しかありません。例年4月末に行われていた宿泊研修はもちろん中止。体育祭文化祭もできませんでした。最初はなかなか話し声すら聞こえてこなかった教室でしたが唯一実施できた行事の音楽祭などを通してクラスメイト同士の仲も深まっていきました。」

というメッセージでした。このあと、家族への感謝の気持ちを述べて答辞は締めくくられています。卒業した14期生が、後輩の皆さんに伝えたかったことは、次の4つだと感じました。

まず、「平凡は非凡。同じことの繰り返し、平凡な毎日のありがたさ。-平凡であり続けることは実はとても難しく平凡ではなく非凡なことである。すばらしいこと、すごいことであるということ。」

2つめは「マイナスをプラスにとらえることからプラスが生まれる」ということ。(コロナウイルスによる自粛のお陰で当たり前の毎日に感謝することができるようになったと、マイナスをプラスにとらえてくれました。)

3つめは「後輩の皆さんへ時間を大切にして、自分を信じ、仲間を信じ、自分を輝かせることの大切さと千里青雲の未来を託す思い」

最後に「人への感謝の気持ちを忘れないこと」

千里青雲の生徒には 一人ひとりに 輝く個性があります。

ひとの可能性は1000%、無限大です。失敗してもかまいません。失敗することで人は成長できます。なぜなら、成功するために何をしたらよいかを考え始めるからです。勇気をもって何かに挑戦してみてください。何事もやってみないと可能性はゼロです。夢を追ってください。自らの可能性に チャレンジし続けてください。自分自身を大切にし、毎日の努力を積み重ねてください。

今年度も期待していた通り、ダイヤモンドの原石が磨かれ光り輝く瞬間をたくさん目にしました。

本当にすばらしい生徒のみんなに誇りと感動をもらった1年でした。昨今、先生という仕事はブラックだと言われています。確かにそういった部分は改善していかねばなりません。でも、マイナスばかりではなく、先生という仕事をしているからこそ得られるもの、先生という仕事でなければ得られないものがあります。それは生徒からもらう感動です。来年度も、どんな感動が待っているのか楽しみです。

皆さんに素敵な春がめぐって来ることを願い、また4月に正門で皆さんの元気な挨拶と笑顔に会えることを願って今日の話を終えます。

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