７月２５日、３０日の２日間にわたって「日常生活の指導」をテーマに研修会を行いました。
日々子どもたちと接していると、更衣や食事、排泄、コミュニケーションなど日常生活の指導場面において、いろいろな課題に出会います。今回は、これまでに経験してきたケースを発表しあい、そのケースをもとにみんなで意見交換しました。
話合いは以下のシートを使用しながら行いました。そのケースにおける「よいと思う点」「気になるところ」「自分ならどのように指導するか」「その他」という４つの項目にそって、まずは自分で考えてみます。次にグループのメンバーで意見を出し合い、グループごとに出た意見を発表しました。
子どもたちをイメージしながら話し合いをすることで、これまで取り組んで効果的だった指導方法や子どもたちとのエピソードなどが数々交わされました。どのグループも話し合いは常に盛り上がり、設定された時間では足りないほどでした。
今回の研修を通して、自分ひとりでは気づかない子どもの課題やとらえ方に気づくことができました。また、さまざまなアプローチの仕方が見え、今後の指導のヒントをたくさん得ることができました。
小学部の教員みんなで子どもたちの課題やよりよい支援方法を共有できたことで、子どもたちの成長を小学部全体で見守っていこうということも改めて確認することができました。