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分科会C「支援学校におけるiPadを使った授業実践紹介」

引き続き、実践交流会の分科会の報告です

分科会Cでは、「iPadを使った授業実践例紹介をもとにリトミックの授業から」というタイトルで、富田林支援学校の高等部、森寿美 教諭から実践紹介がありました。

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まずは、富田林支援学校でのiPadの使用状況についての報告がありました。吹田支援学校の使用状況についても合わせて紹介し、比べる中で支援学校での活用の現状についての認識が深まりました。


森先生は、iPadを使う3つの観点として、


1 教材として

2 プレゼンツールとして

3 コミュニケーションツールとして


以上の観点をあげられ、その上で、実践されてきた「iPadを用いたリトミック」の授業について紹介していただきました。

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この授業は、観点2 プレゼンツールとしてiPadを用いることにより、楽器を使わずにどこでも簡単に授業を進められる。ユニバーサルデザインを用いた授業づくりとなっているということが紹介されました。


実施に活用されたiPadのアプリ、コンテンツを紹介していただきながら、映像を活用した具体的な授業内容を知ることができました。


講義の終わりには、iPadで使う授業に活かせるアプリの紹介もしていただきました。また、本校で使っているアプリについても教えて欲しいという講師の声に応え、本校教員3名からも3つのアプリの紹介が行われました。

iPadの活用については本校教員の興味も高いこともあり、また、アプリについての情報交換などもあり、とても有意義だったという声も上がりました。

最後には、声楽家としても有名な森先生、美しい歌声も披露していただき心温まる研修となりました。