2013年アーカイブ

小学部研修「杉の子学園について」

8月2日に「杉の子学園について」というテーマで部内研修が行われました。杉の子学園は本校の児童・生徒も多く卒園してきた就学前施設です。今回は、杉の子学園から3名の先生を本校にお招きし、杉の子学園の取り組みについてお話をしていただきました。  杉の子学園の取り組みをお聞きすることで、本校に在籍する子どもたちのこれまで歩んできた過程をより具体的にイメージしながら知ることができ、また、子どもたち...

小学部 部内研修「日常生活の指導について」

7月25日、30日の2日間にわたって「日常生活の指導」をテーマに研修会を行いました。日々子どもたちと接していると、更衣や食事、排泄、コミュニケーションなど日常生活の指導場面において、いろいろな課題に出会います。今回は、これまでに経験してきたケースを発表しあい、そのケースをもとにみんなで意見交換しました。 話合いは以下のシートを使用しながら行いました。そのケースにおける「よいと思う点」「気...

全校研修会「個別の指導計画」について

7月29日(月)全校研修会が行われました。テーマは「個別の指導計画」の評価について。通知票として評価を書く際のポイントを演習を通して学びました。子どもの様子が目に浮かぶように書くということを意識して、実際の「個別の指導計画」をもとに評価を書き、参加者同士で意見交換をしました。後期の目標や内容にどうつなげていくかという話もあり「個別の指導計画」について研修を深めました。

小学部  部内研修「教材交流会

7月23日に「教材交流会」が行われました。小学部では毎年行われている研修です。本研修のねらいは3つあります。①グループ学習で使用している教材を紹介しあい、グループ間の交流を行う。②他グループの教材を知ることにより教材研究の視点を広げる。③小学部の児童についての理解を深める。  本年度の課題別学習(グループ学習)は低学年7グループ、高学年6グループ、計13グループあります。各グループ5分間...

第4回校内学習会「事例検討会」

7月8日(月)第4回校内学習会が行われました。   今回は「事例検討会」を、個別の指導計画を用いながら行いました。   まずは資料を見たり、ポイントとなる特徴を確認しながら生徒の実態把握を行いました。その時点から、観点が広がっていきました。 その後、提示された目標をどのような内容と指導方法で取り組むことが有効か、小グループに分かれて考えました。   生徒自身が意欲的に...

第3回校内学習会「カウンセリング基礎講座」

6月14日(金) 第3回校内学習会が行われました。 今回のテーマは「カウンセリング基礎講座」。耳と心を傾ける"傾聴"により、相手が「しっかりと話を聴いてもらえた」「この人は理解してくれる」という安心感をもち、信頼関係を築けるというお話を聞きました。 その後2人組をつくり、聴く時の姿勢や視線、相づちの声のトーンや速度など様々な点に留意しながらカウンセリングを実践。悪い聴き方も体...

校内学習会「教材教具について」を実施しました

本校では、支援研究部支援部門主催の校内学習会を毎年度実施しています。本年度も8回にわたり計画されています。その第2回目、「教材・教具について」の研修会が5月8日(水)に本校視聴覚室で行われました。小学部で使われている教材を実際に見たり、触ったりしながら、どんな力を伸ばすために用いられているのか講義がありました。さらに、どう教材を発展させていくのか、また、どう提示すると効果的なのかなど、指導方法に...

平成25年度がスタートしました!

5月になっても、まだ寒い日があるというこの頃です。
さて、平成25年度がスタートし、はや1ヶ月。本年度も、「たのしく、ゆたかに、げんきよく」を目標に教育活動を進めていきます。 さて、新年度の本校の研修・研究・支援のビジョンを示したいと思います。  本年度も、「支援力のアップ」を目標に、研修研究支援をすすめていきたいと思います。 とくに、<つなげる・つながり>の観点から、&nb...

インクルーシブの視点を活かした支援教育の充実

実践交流会 分科会Dの報告です。「インクルーシブ教育の視点を活かした特別支援教育の充実について~地域の小学校との共同研究中間報告~」分科会Dは本校地域支援部コーディネーターである藤城光好教諭を講師に、今年度、地域の小学校と本校コーディネーターが中心となり実施した共同研究の中間報告が行われました。近年、障がいのある子どもとない子どもが、できるだけ同じ場でともに学ぶことを目指した「インクルーシブ教育」...

引き続き、実践交流会の分科会の報告です。分科会Cは、「授業に役立つ教材について~歌・リズムを中心に~」と題して、大阪府教育センター支援教育研究室主任指導主事の閑喜美史先生からお話しや実演、ワークなど盛りだくさんの内容で進められました。支援学校の教育課程には、各教科を合わせた指導(指導の形態)の中に「...各教科...及び自立活動の全部または一部について、合わせて授業を行うことができる。」とあり、音...

実践交流会の報告の続きです。 分科会Bは中野弘治先生による「発達支援のためのアプローチ~からだのリラクゼーションを中心に」というタイトルで、心や体の緊張により生活に支障が出てくる部分を「体の動きを通した療法」により望ましい方向に変化するように援助をする動作法について体験しました。「動作法」を2人1組になって体験 柔軟体操痛いという恐怖体験があるので、力を入れて体を防御するため曲がりにくい...

今回より4回にわたって、実践交流会の分科会の様子をお伝えしたいと思います。1回目は、分科会A「問題行動の対応、改善のためのプログラムの立て方」です。コロロ発達療育センターの療育スタッフの伊藤 紗知先生(コロロ発達療育センター課長補佐)、永井 慈先生 (コロロ発達療育センター主任)を講師としてお招きし、コロロ発達療育センター独自の療育システム『コロロメソッド』―言語能力、コミュニケーション力の向上、...

第15回実践交流会を実施しました

平成25年1月16日(水)本校にて第15回実践交流会を実施しました。本校の教育実践の報告や、地域の支援校として情報を提供、交流を深めることを目的としています。今回は地域の小中学校と合同で行われたインクルーシブ教育にかんする共同研究の中間報告もありました。 午前は公開授業、午後からは四つの分科会に分かれて研修会が行われました。   分科会A「問題行動の対応、改善のための...

本校高等部では、12月17日16時より、『発達障がい児の感覚運動あそび』についての研修を行いました。講師は、神戸親和女子大学准教授の森田安徳先生。先生は特別支援教育を専門にされ、読み書き障がいの評価と支援方法・発達障がい児の感覚運動遊びについて研究されています。まずは、Power Pointで説明をしていただき、後半実際に行っている感覚運動遊びの数々をDVDで見せていただきました。先生のお話や資料...