今回より4回にわたって、実践交流会の分科会の様子をお伝えしたいと思います。

1回目は、分科会A「問題行動の対応、改善のためのプログラムの立て方」です。
コロロ発達療育センターの療育スタッフの
伊藤 紗知先生(コロロ発達療育センター課長補佐)、
永井 慈先生 (コロロ発達療育センター主任)
を講師としてお招きし、コロロ発達療育センター独自の療育システム『コロロメソッド』―言語能力、コミュニケーション力の向上、問題行動の改善、集団、社会適応力の向上を目指した教育システム―を使っての問題行動の対応、改善のためのプログラムの立て方について講演をしていただきました。

このプログラムは、<概念学習><行動トレーニング><適応力を育てるトレーニング>を3本柱としているそうです。
最後に事例を2つ上げて、どのようにコロロのメソッドを使ったかを説明していただきました。
講演出席者のみなさんは、自分のかかわっている生徒のことを頭に置きながら熱心に話を聞いていました。質問も多く出て、関連の教材や本も多く持参してもらい興味深く見ておられました。