暑い中、１学期終業式を行いました。
時間短縮を図るため、式辞は短くしましたが、ここには、短縮する前の式辞をのせます。
１学期も終業式を迎え、いよいよ明日から夏休みです。
４月に着任してから、君たちの色々な姿を見ました。 中でも体育祭での応援合戦は４団とも素晴らしかったです。 独創性と強調、楽しませてもらいました。 ４団の応援団長、団員の皆さん、ありがとうございました。
さて、十八日、医師の日野原重明先生が１０５歳で亡くなられました。 生涯現役を貫かれ、初めて人間ドックを開設、予防医学を重要視して生活習慣病という言葉を使った方です。 日野原先生は、命の大切さと平和の大切さを訴え、数々の著書で私たちに指針を示されています。 どうか一度読んでみてください。
話変わって、６月の雨の日、校門前の横断歩道で本校生徒が被害者となる大きな交通事故がありました。 交通法規を守って自転車通行帯を走り、横断歩道前で一旦停止後、横断歩道を渡ろうとした時に、走ってきた軽ワゴン車にはねられたという事故です。彼は重傷を負いましたが、今は学校に復帰しています。 回復力に驚くとともに、これですんで、よかったと思っています。
私も、君たちの多くと同じように自転車で通っています。 私の安全対策は、ヘルメットをかぶり、バックミラーをつけ、交通法規に従うことです。はたして、これだけで、事故を防ぐことができるのでしょうか。 おそらく難しいでしょう。今考えられるのは、余裕を持つことと、十二分に安全確認をすることと思います。 一人ひとりが意識をもって安全確認をし、自分と周りの人を守るようにしてください。
交通安全に限らず、色々なことをそのまま素直に受け入れるだけではなく、疑問を持ってください。 そして、その疑問を解決するように考え、行動してください。 また、自分だけの考え方ではなく、相手がどう考えているかも含め、想像力をもって物事に取り組んでください。
その意味でも、６月のアンケートに書いてくれた人に感謝しています。 詳しく話を聞かせてくれてありがとう。 皆で、よりよい学校になるよう取り組んでいます。 今後も、何かあれば伝えてください。解決に向け取り組みたいと思います。
みなさん、これからの夏休みを、言われたことをするだけでなく、自分から進んで何かに取り組む時間としてほしいと思います。 言いたいことはたくさんありますが、暑いので、ブログ等で思いを書き伝えようと思っています。
くれぐれも、事故や熱中症に気を付け、健康に過ごしてください。休み明け、成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。