本日は、2学期終業式でした。
たくさんの生徒の部活動表彰ができたことを嬉しく思っています。
式辞の概要です。
皆さんに考えて欲しい問題があります。 「100-1はいくらですか。」
先日、お好み焼きの「千房」の中井政嗣社長のお話を伺った時に、おっしゃったのが先の質問です。皆さんはどう答えますか。
普通に考えれば、99です。 ところが、中井社長は答えを0とおっしゃいました。どういうことかわかりますか。
「吹田東高校の良いところは何ですか」と聞かれた時、私は、「生徒です」と答えます。自信を持って答えています。
その中で、100-1=0がどういうことかわかりますか。
世間は一人の姿や行動で全体を判断します。たった一人の行動が、全体になるのです。例えば、吹田東高校のだれかひとりが素晴らしいことをすれば、吹田東高校は素晴らしいと言われます。
君たち、ひとり一人は個人であると同時に吹田東高校の看板です。いいことをすれば、みんなになります。しまったことをすれば、みんながそう考えられます。
今日、ここに来るまで、グランドは非常にきれいな状態でした。クラブの生徒が、後の人のためにしっかりと整備してくれています。こんなところが吹田東高校の良いところだと思います。
生徒諸君だけでなく、教師も、社会の人たちも、一つの社会に生きています。 個人個人を大事にして、自分を、そして仲間を大切にしてください。 われわれ教師も頑張ります。お互いに吹田東高校、この社会をいいものにしていければと考えています。
もうすぐ新年を迎えます。 その時に、自分はこういう風な人間になるんだということを考えて、New Year's Resolution(新年の抱負)をたて、自分を信じて頑張り、いい道を開いてください。