0119 「命の大切さを考える」講演を聴きました

1月19日(木)の1年生の総合的な探究の時間では、講師の方に本校にお越しいただき「命の大切さを考える」講演をしていただきました。

講師は少年犯罪被害当事者の会 代表 武るり子さん。
武さんご自身が27年前、高校生の息子さんが他校生からいわれのない理由の暴力を一方的に振るわれ生命を奪われるという大変おつらい経験をされていらっしゃいます。
武さんのお話を直接聞かせていただき、なぜそんなことが起きてしまうのだろうと、怒りと悲しみに打ち震えました。
さらに、当時の少年法に守られ加害者の名前も教えてもらえない、喧嘩だと報道されてしまう、など、理不尽なことが続きます。

武さんが吹田東高生に下さったメッセージで、私にとっても一生忘れないと思ったものが3つあります。
*事件以前の当たり前の毎日が本当に幸せだったということ。
*何か少しでも変なことがあったら、親や先生などに相談してほしい、そうしたら変わるかもしれない。
*自分を大切にしてほしい、自分を大切にできる人は他人も大切にできる。

武さんたち少年犯罪被害当事者の会の皆さまの出版された本を、図書館に置いています。
1年生には案内がありましたが、2・3年生もぜひ手に取ってみてください。
武さんのおっしゃった3つのことが、本当に身に染みます。

一つ一つの事柄に、武さんとご主人は、とても理性的に立ち向かっていかれ、「少年犯罪被害当事者の会」を作られてました。
とてもつらい体験談を、吹田東の生徒の前で話して下さり、本当に感謝です。
そして微力ながらこの会の応援をしていこうと思います。


カレンダー

2024年5月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31