中間考査終了日の本日、１年生の学年集会がおこなれました。
内容は盛りだくさんでしたが、各担当の先生方が、１年生のみんなに伝えたいことを、熱量たかくお話している場を、私も見せてもらいました。
まずはルールメイキング活動について、主任の先生からのお話。
本校で昨年度から開始しているルールメイキング活動。
今の１年生に向けて、ルールメイカーを募集するのは、今回が初めてです。
持続可能な活動にするために、ぜひ多くの生徒に参加してもらえると嬉しいです。
次に生徒指導部の先生よりのお話。
朝の挨拶がきちんとできていてとても素晴らしい、という話や、制服の着こなしや授業準備について、また、5月に50期みんなで出し合った嬉しい言葉遣い、嫌な気持ちになる言葉遣いに関する結果の共有もありました。
最後に、修学旅行の行先発表がありました。
修学旅行については、実は、皆さんの入学前からいろんなことを決めていかないといけないということがあり、
学年の先生達で、いろんなことを考えながら決定してきました。
楽しい要素をたくさん取り入れながらも、修学旅行でしかできない体験や学びをしてほしいという思いをもって、
50期の行先は、東北地方としました。
今の高校生は、東日本大震災をリアルタイムで知っているか否かの境目の世代であると言われています。
このたび、陸前高田市周辺で民泊をさせていただけることとなりました。
将来、東北に行くことや、東日本大震災にまつわる自主的な学びができる機会はたくさんあるかもしれませんが、民泊をしながら現地の方々から震災や現地での生活について話を聴く機会は、修学旅行以外ではなかなか持てないと思っています。
陸前高田では12年前の震災で、たくさんの方が津波や地震の被害にあわれています。
「その時のことを、質問していいのだろうか」「どんな言葉を選べばよいのだろうか」をしっかりと考えるためにも、現地のことや震災について学ぶ必要があります。
本格的な事前学習は２年生になってから行うこととなりますが、様々な学びと同級生とのかけがえのない思い出が作れるよう、担任団一丸となってサポートしていきたいと考えています。
もちろん、アクティビティなど、楽しい要素もたくさん取り入れていますので、楽しく、かつ皆さんの人生の記憶に残る修学旅行になればと思っています。