昨日、府立学校教育シンポジウムに参加してきました。本シンポジウムは、毎年、この時期に、府立学校長協会が主催し、府立学校の校長、准校長を対象にした研修の機会として行われています。そのなかで、本校も大事にしている発達指示的生徒指導について、これからの学校運営、教育活動において、重要な要素であるとの講演がありました。
特に印象に残ったこととして、発達指示的生徒指導を農業に例え、「おいしい野菜を作るため」に雑草をこまめに取り除いたり、清潔な環境を心がけるといった、直接的ではないが結果的に虫や病気等の予防につながることとし、結果的に目的の達成に結びつくことと説明された点でした。対象は全ての生徒であり、全ての教職員が関わり、日ごろのあらゆる学びの場のなかで生徒の発達を支える発達指示的生徒指導の重要性を再認識するとともに、本校のめざす生徒像「主体的に考え行動する」の実現には、不可欠なアプローチであるとも感じました。