2学期も最終週となりました。今週前半は天気が不安定な予報となっていますが、1年の締めくくりでもあります。終業式まで気を抜かず、頑張っていきましょう。
さて、今日の朝刊で、気になる記事がありましたので紹介します。今、次の学習指導要領(高校は2032年度から導入)を議論している中央教育審議会の作業部会で、数学を再編することが検討されているとのこと。高校数学から、いわゆる数学A、B、Cという科目の区分がなくなり、ベクトルや数列などの項目ごとに生徒が選ぶ仕組みに変わる見込みということです。文系、理系と分かれる高校では、選択科目であるA、B、Cは履修者が多くない一方で、AI技術や数理科学、データサイエンスを理解する基礎として重視する内容が、確率がA、統計がB、行列はCなどと分かれていて履修しづらい現状があり、A、B、C、をまとめて1科目にし、学校や生徒が進路希望や関心に合わせて、学ぶ内容を選ぶ仕組みを想定しているとのことです。
少し先の話ですが、と書きましたが、社会の変化が加速度を増しているなか、これから求められる資質を育むうえで、校内において、今できることを考えることも大切だと感じました。