情報コミュニケーション科 校外学習

5月31日(金)、「パナソニックミュージアム」と「大阪電気通信大学(寝屋川キャンパス)」に行きました。

パナソニックミュージアムでは、ナショナル・パナソニックが生み出してきた数々の家電製品を見学しました。家電三種の神器やパナソニック製補聴器のほか、最新のディスプレイや未来の生活予想まで、様々な製品が展示されており、家電の進化による暮らしの移り変わりを実感しました。「松下幸之助歴史館」では、パナソニックを世界的企業にまで成長させた、創業者松下幸之助の94年の生涯を学びました。困難を乗り越える中で見出した、生き方や考え方を表す「言葉」のリーフレットが展示されており、働くとは何か、会社とは何か、青春とは何かというものまで、生徒たちは丁寧に一つ一つの言葉を読んでいました。松下幸之助の生き方について感心したと、多くの生徒感想文に書かれていました。

午後からは、大阪電気通信大学を見学しました。「自由工房」では「レスキューロボットコンテスト」、「マイコンカーラリー」、「知能ロボットコンテスト」に参加するために大学生が製作しているロボットについての説明を聞きました。続いて「3D先端造形加工センター」では、同時5軸加工が可能で、複雑な形状の部品を短時間で作製することのできる「マシニングセンタ」や、世界に100台しかないという「金属光造形複合加工機」が高速かつ精密に切削を行う様子、3Dスキャナデータをもとに細かい造形物を作成できる3Dプリン タ、約100万色のカラーを再現できる3Dプリンタが稼働している様子を見学しました。生徒は細部まで緻密に造形された完成作品の様子や、普段見ることのできない機械の高速な動きに感心した様子で見入っていました。最後に「メディアコミュニケーションセンター」にて、プログラミングの体験を行いました。大阪電気通信大学が教育用に設計したプログラミング言語「ドリトル」を使って、日本語でのプログラミングを体験しました。生徒は、自分が書いた通りにプログラムが動くのを見て、うれしそうな表情を見せていました。専攻科生の中には、学校で勉強しているプログラミング言語と比較して、ドリトルの構造を考え、様々に条件を変えて動かしてみるなど積極的に楽しんでいる生徒もいました。

今回の校外学習では、「モノづくり」について学びました。パソコン上で考える学習だけでなく、実際にどのような過程を経て製品となっていくのかを学ぶ、よい機会となりました。

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