教育庁ハートフルオフィスです。今回は「非常勤作業員へのインタビュー Part 2」と、教育庁ハートフルオフィスの普段の業務の中から「ポスター封入業務」、「LINE相談カード梱包業務」の2つを紹介します。
〇非常勤作業員へのインタビュー Part 2
教育庁ハートフルオフィスで働く非常勤作業員の様子をお伝えするため、リレー方式で非常勤作業員へのインタビューを掲載しています。
非常勤作業員 Bさんへのインタビュー
①教育庁ハートフルオフィスの採用試験を受けたきっかけを教えてください。
進路の先生から勧めていただいたことをきっかけに、採用試験を受けました。
②実際に勤務してみての感想を教えてください。
作業への集中力や技術、報・連・相を行うこと、きれいな字を書くこと、自信をもって気持ちを伝えられるようになること等、自分にたりないものがたくさん見つかりました。
③勤務するようになり、高校時代と比べて成長できたと思うことを教えてください。
物事に落ち着いて取り組むようになりました。また、静かに過ごすことができるようになったと思います。
人間関係の作り方や、自分の気持ちの整理の仕方も成長したと思います。
④これから、勤務する中でどんな力を伸ばしていきたいか教えてください。
コミュニケーション力、集中力、気持ちの切り替えする力を伸ばしていきたいです。
また、今はまだ苦手な作業を、得意な作業に変えていき、丁寧な作業ができるようになりたいです。
⑤今後の目標や将来の夢を教えてください。
目標は、一人で印刷作業ができるようになることです。また、受付業務で、自信をもってあいさつすることもできるようになりたいです。
将来の夢は、お世話になったデイサービスのスタッフになることです。
働くことにより、自分の成長に気付き、今後いろいろな力を伸ばしていきたいというBさん。
受付業務の前には「職員証と名札をご用意ください。」と、案内の言葉を何度も練習する姿が見られました。
勤務し始めた頃は細かな作業を苦手としていましたが、練習を繰り返すことで、ハサミやカッターを使う技術が伸びてきています。
他の非常勤作業員へのインタビューは、次回以降に掲載します。
〇ポスター封入業務
(ポスター封入業務の様子)
地域教育振興課や、教育相談室からの依頼を受けて、ポスター封入業務を行っています。
一度の依頼で、数千枚のポスターを封筒に封入します。
業務手順は、以下の通りです。
1.封筒に宛名を貼る。
2.鑑文や実施要項を印刷する。
3.ポスターを半分に折る。(封筒の大きさ次第で、折らない場合もあります。)
4.ポスターと他の書類を封筒に入れる。
5.封筒に封をする。
ポスターを折る際には、ポスターの角どうしが揃うように丁寧に作業を進めます。
作業に慣れることで、ポスターを複数枚重ねて同時に折り進める非常勤作業員もいます。
封入の際には、封筒に入れるべきポスターや書類を重ね合わせてまとめる係と、まとめられた物を封筒に入れる係に分かれて作業を進めます。
送り先によって封入するポスター等の枚数が違う場合があるので、封入する前に枚数確認をしておくことも必要です。
ポスターや書類が正しく封入できていることを確認し、最後にテープを使って封筒に封をします。
この際にも、テープを切る係と貼る係に分かれて作業を進めています。
〇LINE相談カード梱包業務
(LINE相談カード梱包業務の様子)
教育相談室からの依頼を受けて、年に数回、LINE相談カード梱包業務を行っています。
数万枚あるカードを、指定された枚数の束にしてから、紙で包む作業を行います。
最後に、指定された枚数分、包んだカードを封筒に封入し、封をして作業完了です。
カードを包む際には、折り紙大に切っておいたコピー用紙の包装紙を、包み紙として使用しています。
作業を進めていく中で、それぞれの非常勤作業員がカードの包み方に工夫を凝らしていきます。
カードを封筒に入れることを考えて、できるだけ厚みが出な
いよう、また同じ大きさになるように、カードの梱包を進めます。
作業を作業を繰り返すことで、包むスピードがあがり、また、綺麗に包むことができるようになります。
(紙で包み終えたLINE相談カードの一部)
教育庁ハートフルオフィスでは、非常勤作業員が、業務を通じて就労に必要な力を付けるためのトレーニングをしています。ただいま、教育庁、府立学校対象に、業務を募集中です。依頼をお待ちしています!
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支援教育推進室