教育センター指導主事による講義 多くのアイデアが出されたワークショップ
グループ発表 授業者との打ち合わせ
7月2日(月)、摂津高等学校においてパッケージ研修の校内全体研修が実施されました。
この全体研修では教職経験年数の少ない教員を中心に、経験豊富な教員からの貴重なアドバイスを交え、活発に意見交換が行われました。
摂津高校では、「毎日の授業を大切にする」「基礎学力の充実をはかる」「自ら学ぶ態度を身に付ける」「自分で将来の進路を選び、実現できる資質を養う」ことを学習指導の達成目標としています。全体研修では、この達成目標を実現するためにどのような指導上の留意点が必要かを参加者全員で考えました。
研修の後半のワークショップでは、めざす授業像の具現化に向け、①授業の導入でまず学習環境を整える、②授業の目標設定を明確にする、③生徒の興味や関心を高めるためにICTを活用する、④指導内容を身近な生活に密着した内容と関連させる、⑤生徒間で教え合い(学び合い)をさせる、⑥自分で考える時間を与える、⑦生徒に発表させる機会を設ける、⑧授業の最後に、理解の程度をチェックする振り返り作業を入れるとともに生徒をほめる、など摂津高校の生徒の実態に応じた効果的なアイデアが数多く出されました。
11月には事前授業を行い指導案の検証を経て、研究授業を予定しております。今回の全体研修で出てきたアイデアを指導案に取り入れ、生徒が、「分かる」「できる」という実感を持ち、生徒を満足させる授業づくりができるように期待しています。