7月9日(月)阿武野高等学校 全体研修

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      全体研修の様子          熱心にワークショップに取り組む様子

 

7月9日(月)、阿武野高等学校においてパッケージ研修の校内全体研修を行いました。阿武野高校では生徒が積極的に授業に参加・活動する中で「わかる授業」を展開して基礎学力を充実させ、「確かな学力」を確立すべく、授業改善に取り組んでいます。

研修の前半は、大阪府教育センターの指導主事が、阿武野高校の授業スタンダードを確立することをねらいとして、今求められる学力観やそれに基づく生徒主体の授業づくりの在り方について講義しました。

研修の後半では、「生徒にとってわかりやすい授業」にするためのアイデアを出し合いました。まずは個人作業、次にブレインストーミングで厳選されたアイデアを披露。授業のめあてを明示する、簡単・丁寧・ゆっくりと説明する、自分の成果を確認できるようプリントに工夫を加える等、生徒の既成概念を覆したり、ノート提出をあえて求めないといった禅問答的なアイデアも出されました。

まとめとして、指導主事が、生徒の発表・ICTの活用・課題や宿題・補習については実施する中身の吟味が重要であることと、授業において生徒を認めることが大切であるということを話しました。

阿武野高校では、9月下旬に事前授業、11月下旬に研究授業を予定。地歴公民科を中心に「生徒にとってわかりやすい授業」をめざしてパッケージ研修が進められます。