8月30日(木)野崎高等学校 全体研修

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   講義を熱心に聞いている様子      ブレーンストーミングの様子 

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付箋を使ってアイデアをまとめている様子    「めざす授業像」の共有化

8月30日(木)、野崎高等学校において、パッケージ研修の行内全体研修を行いました。ほぼ全ての教員(57名)が研修に参加し、会場の図書館が教員でいっぱいになるという、授業改善に向けた学校の強い意気込みが感じられる全体研修となりました。

野崎高校においては、授業改善をとおしてすべての生徒にとって分かる授業を展開する中で、生徒一人ひとりの学習意欲を高めることをめざしています。

前半のワークショップでは、「授業を通して生徒に身に付けさせたい資質と能力」について共通理解を図り、どのグループもベテラン教員が教職経験年数の少ない教員を積極的にリードする姿が見られるなど、たいへん活発な意見交換がされました。このワークショップでは、自尊感情や他人を理解する力、傾聴する力や適切に思いを伝える力、また、何事も最後までやりきる力など、生徒の課題を踏まえて授業を通して身に付けさせたい資質と能力が明確化されました。

指導主事の講義に続いて、後半のワークショップでは、めざす授業像の具現化に向け「分かる授業を通して生徒の学習意欲を高める」指導法について話し合いました。各グループからは「反復学習を通して『できるようになった』感覚を味わわせる」や「学習内容を身近な内容に結びつけ興味関心を高める」、「できたことをしっかりとほめる」など、生徒のよりよい変容につながる授業づくりの要素について優れたアイデアが出され、発表される教員が短時間で説得力のある説明をされる姿がたいへん印象的でした。

 野崎高校では、理科を中心にパッケージ研修が進められます。授業改善が今後、野崎高校全体に広がることが確信できる校内全体研修でした。