9月20日(木)、長野高等学校において、パッケージ研修の校内全体研修を行いました。
長野高校は、地域協力・連携を通じて、これからの国際社会で活躍できる人材を育成する学校をめざしています。めざす学校像の具現化に向けて、英語教育を中心とする国際教育のさらなる充実を図り、幅広い教養と知識を身に付け、自らの力で進路実現できる生徒を育成しようとしています。研修会場の会議室には40名を上回る教職員が集まり、熱気溢れる校内研修となりました。
長野高校の学校経営計画では、授業改善を通して「わかる授業・充実した授業」を展開し、生徒の学習意欲を高めることを「めざす授業像」として定めています。研修前半は「わかる授業とは」というテーマで府教育センターの指導主事から講義があり、後半のワークショップの布石になるこの講義を参加者の皆さんはとても熱心に聞き入っていました。
後半のワークショップでは、1グループ5~6名の小グループに分かれ、学校のめざす授業像である「わかる授業・充実した授業」をつくり、生徒の学習意欲を高めるために必要な指導上の留意点について意見交換をしました。このワークショップでは、①授業の最後に自分の学習について振り返られるように、授業の初めには本時の目標を提示する、②視覚教材や教具を使うことで、理解を深める、③教え合いや学び合いの場面をつくる、④何よりも生徒の力を信じるなど、テーマに沿った貴重なアイデアが出されました。
今後、長野高校では、理科の研究授業に向けて研修を進めていきます。