11月20日(水)泉尾高等学校 研究授業

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   一人一人の質問に対して丁寧な指導         近くの生徒と共に教え合う

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    生徒たちが自主的に学び合う           研究授業後の熱心な協議

11月20日(水)、泉尾高校でパッケージ研修の研究授業と研究協議が行われました。本年度泉尾高校では、めざす授業像として「『学び直し』を基にして、基礎学力を養成する授業」を掲げ、特に「生徒同士で『学び』を共有する活動を行うことで、生徒に充実感を体感させる授業」をめざしてパッケージ研修が進められてきました。

研究授業は1年生の国語総合の時間、漢文の基礎である返り点の種類と用法を確実に身に付けるという内容の1時間でした。今回のパッケージ研修の目標をふまえて、プリント教材を使い、生徒同士で教え合い確認し合うという形の授業が展開されました。最初はとまどっていた生徒たちも、教員が机間指導で丁寧に説明を加えていくうちに次第に返り点の決まりが理解できたのか、自主的に教え合い学びあう雰囲気が教室全体に広がっていきました。

授業の終盤では、生徒たちから「やっと理解できた」「(黒板を)写してただけでは分からんかったな」「思ってたよりも簡単や」などの声があがり、まさしく「充実感を体感させる授業」となりました。

研究授業後の研究協議には多くの教職員が参加し、研究授業をビデオで振り返りながら、泉尾高校の生徒にいかに基礎学力を養成していくかについて活発に議論が行われました。今回の研究授業はその一つのよいヒントを示唆するものであったという点で本当に意義のあるものでした。

今後も教職員がそれぞれ工夫を凝らし、よりよい授業づくりに向けて研鑽を重ねていくことでしょう。泉尾高校の今後にさらに期待がもたれます。