茨田高等学校パッケージ研修 研究授業

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 11月8日(金)6時限目2年2組で国語の研究授業が実施されました。

茨田高等学校では、めざす授業像の確立について話しあい、「生徒の学習到達段階に応じ、授業の目標を明確にし、教材を工夫した生徒主体の授業をめざす」を目標とし、①授業の中で、体験活動を行うなど生徒の集中力や達成感を高めているか ②一人で考える時間やグループで考えを練り上げる時間、発表する時間を設定するなど、生徒主体の授業展開になっているか ③授業の最後に、授業の振り返りをしているか ④生徒の活動の良さを肯定的に評価していたか ⑤生徒の一人ひとりが満足感を味わっていたか、など6項目の「授業観察シート」を作成し、各教科で実現していくことになりました。

研究授業の国語・現代文〈単元名:小説(芥川龍之介:鼻)を読む〉は、導入として、本時の目標をしっかりと理解させ、前時の復習を行い、本時で学ぶ漢字をカードにして提示し、考えさせ読ませ、授業に参加する意欲を高めさせる工夫が凝らされたものでした。授業の展開では、教科書を音読させながら、聞いている生徒には主人公の心情が表れている箇所に線を引くことによって授業に集中させていました。音読後は、まず各自でしっかりと考えさせてから、グループで話し合い、お互いの意見を尊重しながらまとまった考えを発表させるという生徒主体の授業内容でした。

茨田高等学校がめざす授業像の確立に向けた目標どおりの研究授業でした。

また、生徒が授業開始から一生懸命に先生に協力して授業を盛り上げようとしていたことが印象的でした。