11月21日(金)伯太高等学校 研究授業・研究協議

 

11月21日(金)伯太高等学校において研究授業及び研究協議が開催されました。

研究授業は、事前授業と同じく「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業で、グループ活動と意見の発表という言語活動を取り入れた授業が展開されました。事前授業で認識した課題を解決するため、単元計画から再考し、本文で読んだことをもとにして自分の意見を発表するという単元の目標を単元に入る際に生徒に明示し、そのために必要な指導の順序、授業の組み立て、時間配分等、様々な改善がなされていました。ICTの活用も自然に行われており、生徒の学びのための工夫が随所に見受けられました。

 また、活動に入る前に、なぜその活動をするのか、そのためにはどのように取り組むのかということを、授業者がメッセージとともに生徒に伝え、具体例も示していたので、生徒がその活動のねらいを意識しながら取り組めていました。

 グループ学習から発表へという授業形態の効果で、生徒の能動的な授業参加が促されていました。

 

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 グループワークの様子                         発表の様子

 研究協議では、まず、授業者の先生から授業について説明がありました。「今回授業1時間すべてグループ活動という形態は初めて挑戦した。生徒が積極的に取り組んでいたことはその成果だったと思う。」という話もありました。その後、課題や改善策等について協議が行われました。

 どの教科であっても、卒業時の明確な目標を設定し、そこからその力をつけるために必要な指導を、どのように組み立てていくかということを考えていく必要性を、改めて認識する協議となりました。

授業者の先生の取組が、伯太高等学校全体の授業改善に繋がっていくことが期待される状況で、研修を終了しました。