11月17日(月)港高等学校 研究授業・研究協議

11月17日(月)港高等学校において研究授業及び研究協議が開催されました。

研究授業は、事前授業と同じく3年生のリーディングの授業で、単元で読んだ内容について考え、自分の考えをグループで話し合い、それを英語で表現するという言語活動を取り入れていました。本時はグループによる発表と相互評価の時間でした。

事前授業で認識した課題を解決するため、単元計画から再考し、指導の順序、時間配分、グループでの話し合いの形態、机の配置等、様々な工夫がされていました。

生徒の発表自体も前の単元時よりもさらに工夫がされていて、演劇を取り入れたり、小道具を作成したりしているグループがありました。

 本時はグループによる発表と相互評価の時間でしたが、そこまでに至る経過もよく計画されていました。その準備段階も含めて本時の最後に各グループにそれぞれ賞を与えるという工夫もなされていて、発表だけでなくそれまでの取組も評価された生徒たちは非常に達成感を感じている様子でした。

  

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  グループでの練習風景      本時に至るまでの話し合い結果

 

放課後、研究協議が行われました。まず、授業者の先生から授業について説明があり、今回の取組を通して、生徒が読んだことの理解をさらに深めることができたという話がありました。特に演劇を取り入れたグループでは、本文内容の理解の深まりが顕著に見受けられたということでした。

その後、今回の授業の取組を踏まえ、首席の先生からアクティブラーニングの視点を提示され、各教科でどのように取り入れていくかという話し合いが行われました。 

授業者の先生の取組が、港高等学校全体の授業改善に繋がっていくことが期待される状況で、研修を終了しました。

 

1117港3.jpg研究協議の様子