近畿大学病院分教室では、令和2年12月より新型コロナウイルス感染症対策として院内学級の対面授業が中止となり、オンラインでの授業を行っていました。院内学級の階上にある小児科病棟には、保護者や教員は、感染症拡大防止対策として今も立ち入ることができない状態です。オンラインで授業できることは、子どもたちはうれしい反面、操作に手間取ったり、伝わりにくいことがあることなどもありました。小児科病棟の医師、看護師の方々のご支援ご協力により、大学病院感染症対策室に了解をいただき、5月30日より一部再開となりました。教室で、児童生徒1人と教員1人という条件ですので、他の児童生徒は今まで通りオンライン形式での授業です。対面授業を行う際は、①教室内は、こどもと教員の一対一のみ。②こどもと教員の間は2mあける。③こどもと教員の間に二重のアクリル板を設置する。④ 教室は常に換気する。 ※クリーンウォールを利用するこどもは換気をしない ⑤ 教員はマスクとフェイスシールドを着用して授業する
まだまだ、本格的な対面授業はできませんが、病院と連携し、子どもの教育環境を少しずつ整えていきたいと思います。
この写真は、クリーンウォールです。座席内をカバーし、空気清浄機で、その中の空気をきれいにしています。