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治療と学習の両立  はびきの医療センターに入院する子どもたち

この時間割は、はびきの医療センターへ入院治療する子どものものです。右が食物アレルギー疾患の治療で「急速経口免疫療法」を行う場合、左がそれ以外の治療(アトピー性皮膚炎や喘息や結核など呼吸器系疾患)の場合の時間割です。本人のアレルギー物質(小麦や卵、牛乳、ナッツ、甲殻類など)をごく微量摂取していきます。朝に登校し、1時間目の授業を受けた後、帰棟し治療、体調を見て午後から再登校しで5限目・6限目を受けます。治療と学習どちらも頑張っています。

※急速経口免疫療法とは・・アレルゲン物質を、0.1グラム単位で、30分毎に4回に分けて摂取し、看護師がバイタルを測りアレルギー症状がでないか観察する。日毎に、摂取量を増やしていき、退院前には、4回に分けていたものを1回で摂取し、その後運動負荷試験を行う。入院期間は、およそ2週間から4週間である。