いちゃりばちょーで

 宿泊野外活動1日め、午後さまざまな方面で、さまざまな活動を行った。私は名護高校との交流に帯同した。昨年、学年団より交流の意向を聞き、名護高校の校長先生に依頼申し上げ、教頭先生、学年主任の先生のご尽力のもと本日の訪問が叶った。  行事委員の丹念な準備と名護高校の先生方、フロンティアスピリッツ溢れる生徒の皆さんのおかげで、学術面でも情緒面でも意義深い交流がなされた。  お互いの学校の特色、沖縄、大阪の社会問題について論議がなされている間、校内にある南澄慰霊之塔へ参った。以前のブログでも記した私の父が対馬丸の次の船で大阪へやってきた話を本日の挨拶でしたところ、遠越校長先生にお心遣いをいただき訪れることができた。雨でぬかるんでいる中での参拝だったので、以前様々な豪を訪れた時の様子を思い出すことができた。この時期が来るたびに振り返る慰霊の日。沖縄が立ち向かわざるを得なかったこの戦がもたらしたあらゆることをずっと心の中に携えていなければならないと改めて強く感じる機会を得た。 体育館ではこれからを担う10代の若者の前向きな論議。年号を二つ越えた。伝統芸能を披露してくれた名護高校の生徒の皆さん、お世話いただいた先生ありがとうございました。10年、20年後に思い出される1日となりますように! どの活動も有意義な機会、素晴らしい時間だったと思います。私にとっては夕食の前後、多くの人の知らないところで準備された水を生徒が受け取る様子や積み重ねる話し合いを厭わずにする行事委員の姿が何よりも頼もしく、エールを送りたくなる最高の時間でした。 労、労り、癒し、労う。いいねと声を掛け合う最高のフォロワー集団と過ごせる三日間になることを夢見ながら休もうと思います。明日、たとえ雨が降ろうともみんなの心に明かり🌅が灯りますように!