2024年2月アーカイブ

  「しん」と静まった体育館。誰もいない。時が止まっているかのような風景。でもその静止画が出来上がるまで多くの人の力が添えられて会場は準備されている。主役を待つ会場だが、人が入るまでに準備してくださった多くの方々への感謝の意味を込めて会場に足を運んだ。 在校生の言葉、卒業生の言葉、卒業歌。77期生による、76期生が示してくれた後姿、かけてくれた言葉をしっかりと受け継いでいくという決意の表明、卒業...

「豊」に曲あり、「響く」に音あり!

昨日。生徒玄関。no more than, no less than, not more than, not less thanについてこんがらがるよな~と話しながら登校する姿に出くわした。ここを学ぶ時にはmore than, less than(実はfewer thanとの使い分けにも困る)という比較表現が中心なのでそこに注目するがゆえに焦点がぼけることがあるのだけれど、実はここではnoの破壊力...

STEAM

来月のシンガポール研修でSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)についての講義がある。統合型の学習スタイルのSTEMにAを加えてSTEAM教育がさらなる形だ。様々なものを含むものであるがAはArtを表す。集会の中でも以前述べたが、Artは芸術の意味を持ち、技術の意味を併せ持つ。心を表すHEARTの中にあるART。そして統合型教育STEM...

One of the problems to solve!(3)

みんな(皆)(出来が)すごすぎて(すごい作品を作っていて、思っていたよりクオリティーが高くて、完成度の高いものをつくっていて、オリジナリティーがあって、レベルが高くて、個性があふれる、発想が豊かで)驚き(の連発でした)ました(感動しました、おもしろかった、楽しかった)。 IBARAMAⅢの感想の「みんな」から始まる部分の一部を抜粋してみました。同じ課題に対して、同じ材料を使っても発想と創意工夫を凝...

One of the problems to solve!(2)

1996年、教諭になってから6年が経過していた。6年めの研修で発表が必要となり学級経営と教科教育について2本のレポートを書いた。両レポートともタイトルがうまく行ったのか披露する機会を得た。このころから人前でプレゼンの機会が増えていくことになる。 教科学習では、なんとか英語嫌いの生徒たちに文法を身近に感じてもらおうと多くの文法項目を生き物にたとえてみることに取り組み、その成果を発表することと...

One of the problems to solve!

ブログが追い着いていない。もう一週間以上経過してしまったが、2月10日(土)にGLHS合同発表会が実施された。現在の社会の状況や未来社会を見据えて、― 食品ロス解決への道、One Healthを大阪から世界へ、誰もが使いやすいメイクブラシの開発、Transgender Athletesのスポーツ参加についてー、中学道徳の授業、暗記科目の学習における自己効力感について、三島由紀夫に関する違う観点から...

どよめき

ビタミンB群によるミドリムシの増殖、茨高の廊下を博物館に~明治からのタイムカプセル、耐量子暗号の性質から導く領域暗号への道、ペンギンにやさしい個体識別。  2月9日(金)茨木高校 課題研究 校内合同発表会で披露してくれた4本の代表作品である。例年は同学年の中での共有でしたが今年からは1年生も聴衆として参加しました。  問いを立て、RQに基づき丁寧に手順を踏みながら研究を進め、結論、考察へと至る。ず...

CANVAS       With Winter Tones / With Spring Colors

本日、2月7日、16:00。冬芸での演奏へのInvitationを軽音楽部のメンバーが届けに来てくれた。演奏曲のラインナップを眺めたら各日のタイトルの意味が理解できた。Canvasがどんな風に彩られるのか大いに興味がそそられる。縦、8.5cm,横、6cmの招待状が示してくれる奥深さに魅入られた。  しかし、出張に出なければならない。残念だ。 「まちづくり」の調査研究発表がおにクルで行われる。引かれ...

風が吹いた!

冬芸では華やかな踊りが披露されていた。宿泊野外活動の時にはラフティングの時に団長と呼んでくれたメンバーだったように思う。華麗な踊りに心魅了された。廊下から見ているだけでも冷たい空気に凍えそうでしたが、見つめるみんなと踊るパフォーマーの間には熱気が漂っていました。  その向かいでは、Beyond Iに参加する生徒たちの事前研修が行われていた。シンガポールのビルがなぜ高層階へと伸びていくのかにつ...

昨日、硬式テニスの公立校大会で今週末の近畿大会への出場が決まったという報告をしに来てくれた。大阪大会での状況と近畿大会での抱負をお聞きした。大阪での順位は決めているわけはないのでおおよそのことを告げてくれ、近畿大会については少し口ごもる様子であった。理由は、2回戦で全国レベルの力を持った非常に強い選手と対戦するということであった。その言葉を聞いて「勝負は何があるかわからないのでベストを尽くし...