2022年6月アーカイブ

3か月、6か月

2022年が始まって半年、2022年度が始まって3か月。皆さんにとってどんな時間が流れていますか。私にとっての2022年度の3か月はチャレンジの3か月です。4月から、生徒玄関のところに立って挨拶をしていますが、どうにもこうにも生徒の皆さんのようにはできないことがあります。それは「笑顔」。屈託のない笑顔。はちきれんばかりの笑顔。弾ける笑顔。少し小首をかしげるエレガントな笑顔、颯爽と通りすがりのりりし...

遥か彼方の雲を越えて(2)

 空の広さを教えてくれた雲は、3日目、6月16日、雷雲となり、「ハテの浜」への渡航を叶わないものとした。代替のグラスボートでの活動を終え、ホテルに戻る。午前中のプログラムに穴が開く。行事委員が集合し、プールの使用を決定、行事委員が当番を組み、生徒自治のもと、プールでのレクレーションを各クラスで楽しんだ。各行事委員はプールサイドで、楽しむクラスメイトを仕切りつつ、見守りながら、よい時間を過ごしている...

遥か彼方の雲を越えて(1)

大方の予想を裏切って、沖縄が「青い空」をプレゼントしてくれた6月14日。76期生A団、B団ともに晴天を満喫した初日となった。那覇空港から久米島へ向かう途中、飛行機から見た空。青空の遥か遠くにある雲。雲があることで、より空の広さを際立たせ、奥行きの深さを感じさせてくれた 。 ...

「・・・がする」

いよいよ明日から76期生宿泊野外行事です。学年主任の先生から1年数か月かけて準備してきたプログラムを大事にしていこうというお言葉をいただき、行事委員の方々の「久米島に行きたいか?」という問いかけに、天気を祈って現れたテルテル坊主とともにみんなで一つになる瞬間に立ち会えました。 微力ながら、雨男(責任を感じております。オーストラリアの砂漠の真ん中に史上2番目の雨が降る機会をもたらしました...。)返...

誰か...?

 テーマに沿って話し合いがなされ、それぞれが自分の思いを伝えあう。取捨選択をし、メインの部分をそれぞれのグループにあてがわれた小さなホワイトボードに書き込んでいく。クラスで共有するために、ホワイトボードを黒板に貼りに行く。先生から「誰か」と声がかかる。各グループに係やグループリーダーがいる様子もないが、声がかかるたびにグループの中の「誰か」がホワイトボードを手に取り、前に提示し、何事もなかったよう...