2024年4月アーカイブ

越えていく!

4人の3年生が校長室を訪れてくれました。昨年度3月11日から16日Beyond_I in Singaporeに参加した人たちです。 海外へのハードルが下がった。とても遠く、自分には縁のない世界だと思っていた海外が、もしかしたらそこで生活をすることもできるのではないかという思いに至らせてくれた。アラブストゥリートでインタビューに答えてくれた人たち、NUSのカフェテリアでともに食事をとりながら話を...

Big Hands!

 番号を言い返事をしてもらう。近くまで行って一人ひとりの名前を呼ぶ。名簿を記録しておき一人ひとり目視をする。様々な方法、形式で点呼がとられた。みんなで協力して点呼をとれたクラスは完了後拍手が沸き起こった。4月27日(土)司会から点呼を促された各クラスの係りの生徒の様子、スプリングセミナー(スプセミ)の冒頭の一ページだ。自分たちの行事を自分たちの力で進めていこうという姿勢の表れだ。 スプセミの目的 ...

言いたかった一言、言えなかった一言

 4月4週め週末。いよいよGWが始まる。GWが明けるとあっという間に夏の香りが駆け足でやってくる。始業式でも話したように、今年は少しでも生徒のみなさんと話ができる機会を逃さないよう、昨年度のいろんな出来事や写真を見ながら予習をして生徒玄関に立ち、勇気を出して声をかけている。  部活動で新たなステージをめざす人、国際交流で新たな視座を得た人、生徒会活動で力を尽くす人、中身は様々だが登校風景の中で、友...

最高の一ページを!

「一日の重みを感じ、日々を大事にしたい。」始業式での冒頭での話。先週末には生徒会選挙、今週、月曜日はクラブミーティング、本日のSNS講習会。生徒のみなさんがまさしく、自分で、自分を律しながら一つひとつのことに取り組む中で積み重ねていくことが形になっていく瞬間の連続だ。教員にとっては今年の...や去年の...等たくさんある映像の一場面かもしれないが生徒のみなさんにとっては1年の時、2年、3年というか...

a (piece of) paper

1999年秋から2001年春まで日本語教師としてオーストラリア・アリススプリングス滞在中、日本への海外ツアーの企画やシドニーオリンピック聖火リレーのパレードでの日本文化の紹介などいろいろな体験をする中、日本と比べて圧倒的な余暇の時間を得た私は滞在中に日本までの距離に相当する6000Kmを自転車や走ることによって走破したり、サッカーのチームでプレーしたりするなど充実した時間を過ごしていた。当時30代...

宇宙に浮かぶ 星

Sorry! I am ashamed of not speaking English fluently. 1999年9月。オーストラリアに赴任したての新米exchange teacherだった私は、同僚や生徒に対してもこの言葉を連発していた。「恥ずかしい」という訳語から適する言葉だと判断して使っていた。しっくりこない。そんなにまで言わないでもの空気が漂う。英語運用能力とは程遠い、辞書、下手をし...

~ING

4月15日(月) 2,3年生の生徒(1名ずつ)が校長室を訪れてくれた。始業式のあいさつのことなどを含め、自分が今まで携わってきた生徒や業務のことについてお話しした。一日の重みが違うから大切にしたいということ、できるだけ多くの生徒と話す機会があればいいとお伝えしたことが、こんなに早く届いて、行動に移してくれたことに心から感謝! 平成の一桁の時代の話からつい最近の海外研修の話まで多岐に渡って時間・空間...

張る春

先週から廊下を歩いている。新しいクラス、新しい友達、新しい先生。生徒のみなさんも、先生方も少し普段よりも張り詰めていて、廊下から見るとピーンと音がするような感じがする。4月独特の空気だ。授業が始まって2週め。1年生は特に4月の初めからの全力投球。少し疲れが出てくるころかもしれない。張り詰めた心に潤いを与えて、張る+シ(さんずい編)「漲る」力で後半2週間を乗り切ってくださいね。 偉そうにメッセージを...

息吹

ずっと書けずにいた。2023(令和5)年度が終わらない。 3月30日(Sat.)吹奏楽部第43回定期演奏会。音楽に精通した人、お子さんや孫さんの活躍を見に来られる方々、小さなお子さんや後輩を見守る様々な年代のOB・OGの方々、そしてエールを送る他校の吹奏楽部の人たち、その全ての人たちに(All of the people<Everyone<Each of the audience)かけがえのない時...

IBARAKI 高校

4/9 AM昨年同様出張。GLHSの会議でこの夏のアメリカ研修の募集の話があった。また、団長と呼ばれたい気分に満たされながら、しかし、急いで帰らなければならない。去年は対面式に間に合わずIBARAKI高校の話を聞き逃した。 朝吹いた強風のおかげで対面式をはじめとする諸行事に参加することができた。生徒会長のWINDの紹介。二つの読み。二つの働き。風が吹く。風を吹かせる。曲がりくねった道をみんなで...

問い?心が一番上に来る漢字??

 時代を、未来を担う79期生を迎え、入学式を行いました。心に下支えされた様々な文字が力を与えてくれます。時に止まり、時に曲がりながら歩んでいきましょう。 以下が入学式の式辞です。 式  辞 ◎桜の花びらの淡い色が、春の訪れとすべての緊張を解きほぐすように感じるこの佳き日に、大阪府立茨木高等学校、第七九回入学式を挙行しましたところ、公私ご多用のなか、PTA、後援会の各ご代表のご来賓の方々にご臨席を...

歩んできた道、歩む道

 前回の集会2023年度の終業式でお話をしてから20日足らず。年度が終わり、年度が始まるということの意味をかみしめる日々となった。茨高生の前で話をできる機会も有限だ。一回、一回大切にしたい。出会いと別れを大切にする。あいさつの中で届けたかった想いをブログに綴ります。以下は始業式のあいさつです。  1歳の子供にとっての人生の一日とは365分の1の重みがあり、10歳の子供にとっては3650分の1、60...