72期生(他校)の3年生の走高跳。2019年5月末に長居競技場を訪れて最後の試技を見届けて以来の陸上観戦、2024年5月5日(日)に万博競技場を訪れた。スターティングリストとプログラム、それぞれの参加記録とそれまでのベストタイムを調べてスタンドイン。昼ご飯を食べに行く余裕がないだろうとおにぎりを持参した。記録を書き留める、パフォーマンスへの感想を認める。陸上観戦は忙しい。
スタンドで茨高ジャージを探すがうまく見つけられず競技場で声をかけられなかったのが残念だ。中央大会に残れた人、ほんのわずかだけれど届かなかった人。ベスト記録が出た人、力を発揮し切れなかった人。様々な結果を受けとめて次に向かっていることだと思います。高校で陸上をやめると決意する選手には、普段意識することのない100分の1秒や1㎝にすべてを費やそうとした時間を愛おしんで欲しいというメッセージを送ることが常でした。人生で、普段の日常生活で意識することのない時間や距離と向き合った10代のこの3年間(6年間)は、これから巡り合うであろう「ヒト、コト、モノ」と対峙するときに様々な示唆を与えてくれる財産となるでしょう。ステージ、順位、記録、自分の体を思い通り動かすこと、そしてその中心にある心のあり方、様々なことを頭の中で描きながら奮闘した時間があなたを支えてくれます。最後の直線を疾走し、駆け抜ける姿に力と勇気をもらいました。みんなの走る姿、跳ぶ姿、熱かった。スタンドも暑かった。様々な試合、競技、ゲーム、マッチで力を尽くした部活動のみなさんお疲れさまでした。