考える力、まとめる力、伝える力

140703 testIMGP4138.jpg 学校は、一学期の期末試験中で、次週の火曜日まで続きます。
試験と言えば、筆記試験が主流ですが、AO試験や推薦入試では、面接があります。私は、大学入試の面接官の経験はないですが、上場企業で最終採用面接を行った経験はありますので、その際のお話をします。
 面接というと、面接官により評価が分かれるように思いますが、意外と一致します。企業の最終採用面接は3~5名くらいで行います。通常は、人事担当者一名に、配属可能性のある事業部長~部長クラス数名といった構成だと思います。例えば、最終面接まで残った10名の採用候補者から3名を選ぶ場合、上位2名はほとんどの面接官で一致することが多かったです。その際、上位にくる人の特長は、『自身の実体験に基づいて、事実を正確に、自分の言葉で、想いをこめて語っている。』ということでした。"自分の言葉で"というところが重要です。本で読んで借りてきた話や、美辞麗句を並べても、面接官は見破ります。勉強やプロジェクトに一生懸命取り組み、自分自身で考え、自分の言葉で体験と想いを伝えきる、そういう力を持っている人材を、社会は求めています。
 今宮高校の生徒の皆さんには、勉強やクラブを一生懸命行い、多くの体験をし、考え、まとめ、そして伝えきる力を養ってほしいと思います。それらが、人生を切り開く力になると思います。

 では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!