2.12英語暗唱大会のすばらしい課題英文

blog150115a 012_2月スピーチコンテストIMGP7047.JPGblog150115b photo_gaikan.jpg 本年2月12日(木)に、1年生の英語暗唱大会と2年生の英語スピーチコンテストを行います。昨年までは、本校多目的ホールで、1年生、2年生、別々に行っていたのですが、本年は、場所を大阪市中央公会堂(中之島公会堂)大集会室に移して行います。それぞれ、予選を通過した各約12名が、英語のスピーチを競います。
 この大阪市中央公会堂は、かつてアインシュタイン、ヘレンケラー、ガガーリン、ゴルバチョフ等も講演した由緒ある建物です。その演壇で、生徒の皆さんが話します。保護者の方にもご覧頂ければ幸いです。詳細は、ホームページのトップページをご覧ください。

 1年生の暗唱大会は、3つの課題英文から一つを選び暗唱するのですが、その3つの課題の英文が大変すばらしいのでご紹介します。いずれも、人の良心に訴える人間の気高さを感じる人類の宝のような演説・文章だと思います。


 課題①チャップリンの映画『独裁者』中の演説からの一説
 課題②キング牧師のリンカーン記念堂前での演説『I have a dream.』より
 課題③8歳の子の"サンタクロースはいるの?"との問いに誠実に答えた新聞の社説より

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 https://www.osaka-c.ed.jp/blog/imamiya/1eigo/images/2014%E6%9A%97%E5%94%B1%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E6%95%99%E6%9D%90.docx

 これら3つの英文は、いずれも品格が大変高いものですが、一方で感じることは、その英文に難しい単語や分かりにくい表現をほとんど使わず、多くの方に理解しやすいように話されていることです。伝える力の神髄を感じます。英語は、難しい単語やイディオムを使わなくても、高校一年生は一年生の英語力で、二年生は二年生の英語力で伝えればいいと思います。暗唱大会の場合は別ですが、普段は伝えようと英語を出すことが重要で、中身があれば伝わると思います。
 一年生の皆さんは、英語を暗唱することに精一杯で、まだこの課題の中身を感じるところまで至っていないかもしれませんが、発表が終わるころには、その中身の素晴らしさを感じ取っているのではないかと思います。英語はツール。中身をわかることが重要です。そして次第に英語で中身を感じるようになれば、最高だと思います。
 今回、すばらしい課題を提供された英語科の先生方に敬意を表します。

 では、最後に
『onとoffを意識して』 頑張れ 今高生!
(大阪市中央公会堂の写真は、大阪市中央公会堂の許可を得て、掲載しています。)