8月20日(木)は、全校集会を行いました。二学期の始まりです。
夏休み中も講習、部活等で、学校は動いていましたが、全員が登校するのは、7月18日の終業式以来です。
始業式での校長講話では、いつものように、プロジェクターでpower pointを使って、次の3つのことを話しました。
①進路選択へのヒント。(ANDを取る)
②面接で大事な事。(自分の言葉で話す)
③社会で求められる人材とは?(T字型人材)
三番目の『T字型人材』とは、
自分の専門分野は、
深くて強い知識と能力、
専門外は、
浅くてもいいが広い知識と能力。
そういうバランスを持った人材をいいます。お聞きになったことがおありかもしれません。
理科系に進んだ人も社会に出ると、各種報告書や説明書の作成、資料読破等の国語力が必要ですし、文系の人も数学で培う論理力や理科で学ぶ新技術への理解力が求められます。したがって高校生目線で言いますと、少なくとも1年生2年生では、英語はもちろんですが、理系志望の生徒も国語、社会を、文系志望の生徒も数学、理科にも真摯に取り組むことが、将来社会に出てから役立ちます。受験に必要な科目を深く学び修得することはもちろん必須ですが、他の科目も本質部分を理解することが、将来に向け必要です。
長い人生を歩んできて、高校で学ぶ科目は、人類の歩みとともに人類が蓄積した『人類のノウハウの塊』と感じています。それぞれの教科書もよくできていると思います。
全校集会後の大掃除後、1~2年生は宿題考査、3年生は実力考査に臨みました。考査は、3日間続きます。
2学期は、3年生は受験先の決定、1~2年生は科目選択という大きな選択をする時期です。10年後の自分をイメージして、めざす進路にそった選択をして欲しいと思います。
写真は、教務部長の先生からのお話時の様子と、校長講話で使ったpower pointファイルのT字型人材のページです。
では、最後に
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!