文化祭二日目の夕刻に行われた後夜祭の紹介です。
今宮高校では、体育祭と文化祭を合わせて今高祭とよびます。その今高祭の最後を飾るのが後夜祭です。生徒の中から有志を募り、後夜祭実行委員会を組織し、立案、計画、実行を進めます。夏休み中から、何度も集まって、意見を交わしまとめ上げていきます。本番は、玄関アプローチ前の特設ステージで行われ、種々の演奏、パフォーマンスが続きます。
一方、グラウンドでは、毎年恒例の数千個のロウソクによるモニュメントが制作され、後夜祭が終わった生徒の皆さんは、このグランドに拡がった光の道の間を通り、今高祭の名残を惜しみつつ帰宅します。光のモニュメントの中央には、ピラミッドが据えられています。よく見ると人影がご覧頂けます。
後夜祭の実行員や自治会執行部の皆さんは、夏休み前から、ロウソクのベースとなるペットボトル集めから始め、後夜祭当日は、文化祭を楽しむ仲間から離れ、光のモニュメントを創ってくれました。また、後夜祭終了後は、後夜祭の舞台や別途ボトルの後片付けを行い、翌日からの部活や翌週からの授業が滞りなく行えるようにしてくれました。彼らを見ているとここにも、生徒自治会と教職員が大切にしている『自主規制』の精神を感じます。 ご存じの通り、今宮高校には校則がありません。校則で縛るのではなく、生徒一人一人が考えて行動することを大切にしています。その象徴が、生徒自治会が長年にわたって創り上げてきた『自主規制』です。『自主規制』については、別の機会に振り返ります。
写真は、上か ら後夜祭の中ごろの様子（日が暮れています）、始まりの頃の様子（まだ明るかったです）、そして最後の写真は、後夜祭が終わって、生徒の皆さんが帰宅する前に通るグランウンドに展開された光のモニュメントです。よく見て頂くと生徒の皆さんの影が写っています。
今高生の心に深く刻まれた文化祭は終わりました。さあ、『onとoffを意識して』次のステージに進みましょう。
教育庁のサーバの変更に伴い1か月近く滞ってしまったブログ記事を取戻すべく書いていますが、なかなか追いつきません。ようやく9月10日分まできました。
では、最後に 『onとoffを意識して』頑張れ 今高生！