全国高等学校総合学科教育研究大会

  blog161031b 国総合学科大会 DSC_2204.JPG1blog161031c 国総合学科大会 DSC_2198.JPG0月27~28日と島根県松江市において全国高等学校総合学科教育研究大会が開催されました。本年度、全国総合学科高等学校長協会の副理事長を拝命していることもあり、大会前日に行われた理事会とともに、出席させて頂きました。島根県の教育庁、教育監、教育次長も出席され、島根県の取り組みの熱さも感じられた大会でした。

 中学卒業生の減少に伴い全国的に高校の統廃合が進む中、総合学科は、逆に現在も増加しています。 現在、全国総合学科高等学校長協会の加盟校は、350校を超えました。総合学科は、それぞれの高校が特色を持ち、本校のように進学を目指す高校をはじめ、キャリア教育重視校や学び直しに取り組む学校等、多種多様です。一方、『産業と社会』や『総合の時間』を通じ、現在、文科省が進める教育改革を先取りした『将来を考える授業』『答えのない問題への取り組み』等からくるその表現力や多様性への対応力を育成する点においては、共通するものがあります。また、総合学科各校の満足度が高いことも共通しています。  今回の大会は、前日の理事会、大会一日目午前の授業公開、午後の文科省視学官からの教育行政説明、各校生徒による発表と特別講演。そして大会二日目の研究協議と盛りだくさんでした。全国の総合学科の校長、教諭が350名以上が集った大会でした。他府県との交流で得るものも多く、後日、訪問をお願いした学校もありました。

 特別講演では、文庫本にもなりテレビでも何度も取り上げられた義肢装具メーカの小さな世界企業である中村ブレイス社長の中村敏郎様が講演されました。大変、熱い感動的なお話でした。これについては、別にご紹介させて頂きます。

 写真は、上から大会2日目の分科会の様子、会場である島根県立くにびきメッセの入り口の看板、そして大会1日目の開会行事に先立ち披露された島根県高校生による石見神楽です。須佐之男命(スサノウノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する演目でした。35分に及ぶ熱演でした。

 では、最後に 『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!