総合学科21期生『今高生の主張』

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今宮高校での伝統行事の中に『今高生の主張』があります。

 『今高生の主張』は、今高生3年生一人一人が、これまでの人生で感じたこと、思ったことを振り返り、将来に向けての自身の夢や決意について、自分の言葉で語る伝統行事です。全員が1,000文字以上の文章にまとめ、クラス全員の前で語ります。時に自分自身の内面も真実の声で吐露することもあり、感動を呼びます。涙ぐみながら話す生徒もいます。
 各クラスから2名が選ばれ、計14名が多目的ホールにおいて、学年全員の前で再度話します。その学年発表会が、6月28日(木)に行われました。私も、聞いていて、目頭が熱くなることが度々ありました。素晴らしい発表会でした。写真は、その様子です。

 学年発表会で発表した生徒の皆さんのテーマをご紹介します。
 ・私が多言語話者であること
  ・不満
  ・自分と向き合うということ
  ・ぼくの髪の毛
  ・挑戦し続けること
  ・「当たり前」は「当たり前ではない」こと
  ・手話ができるということ
  ・関係性を築く工程の見直し
  ・これからの自分
  ・これからの私
  ・同じ命
  ・障がい者と私たち
  ・コミュニケーション力 

 『今高生の主張』への取り組みは、生徒の皆さんのこれからの人生への準備が凝縮されているのかもしれません。今後の人生においては、いろいろなことがあると思います。歩みを止めざるおえなかったり、逡巡したりすることもあるかもしれません。目標を見失いそうになったり、自信が揺らぐときもあるでしょう。そんな時、今高生の主張で考え話した時の気持ちを思い出してみてはどうだろう。若き今高生の時代に綴った自身の作文を読み返してみてはどうだろう。きっと、元気が蘇ってくると思います。

  では、最後に、
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!