留学生が帰国します。

  米国から1年間今宮高校で過ごした留学生が、帰国します。

 昨年8月から21期生とともに1年間を過ごした留学生が、6月28日を最後に帰国します。

 その留学生が、今宮高校へ登校する最終日6月28日に開催された『今高生の主張』の学年発表会の最後に、スピーチをしてくれました。1年間学んだ日本語でのスピーチでした。

 日本に入ったときには、日本語がわからず、不安でいっぱいだったそうです。 そんな緊張の中、来日後初めて今宮高校の2年生の教室に入り、席についたのですが、その時、前の席に座っていた今高生が、『日本へようこそ。』というメモを渡してくれたそうです。それにより緊張がすううと和らいだというエピソードを、涙ぐみながらに話してくれました。とても嬉しかったのでしょう、そのメモは、1年後の今も、大切に持っているそうです。この今高生の行動も、すばらしいですね。

 スピーチを終え、壇上を下がると、後方で見守っていた英語の先生と抱き合っていました。万感の思いがあったのでしょう。 今宮高校で過ごした1年間は、彼女に思い出とともに大きな成長をもたらしたとともに、今高生にも大きなプラスの影響を与えてくれたと思います。

 写真は、『今高生の主張』の学年発表会の最後にスピーチをしてくれた留学生の様子です。 8月には、新たな留学生を迎える予定です。

 一方、この夏には、3名の今高生が、1年間の海外留学に出発します。トップバッターは、7月上旬に日本を出発します。きっと、1年後に、大きく成長して帰ってくることでしょう。

  では、最後に、
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!