大阪府立高校の校長・准校長は、いくつかある専門部会のひとつに属して活動しています。
本年度、私は進路指導部会に属しています。その進路指導部会に所属する校長20名で、先日、近畿大学を訪問し、入試課長様他から、入試の動向についてお話を伺いました。いくつか、印象に残った点を、ご紹介します。
1.文系人気が続いている。
景気が良いと文系が人気となり、現在もその傾向が続いている。 一方で、近畿大学は、医学部もあり学生の1/2は理系が占めている。就職は現在、文系理系ともに好調だが、内定の決まり方をみると、理系学生から就職の内定は決まっていく。
2.センター試験利用型入試志願者が増えている。
近畿大学の志願者数は増大しているが、すべての入試方式で増えているわけではない。一般入試は日程によっては減っている。逆に特に大きく増えているのは、センター試験利用型入試だ。
3.英語の外部試験利用は拡大の方向。
推薦入試(一般公募)の場合、これまで国際学部の受験者に対し、例えば英検2級所持者に対し、入試の得点に関わらず英語の入試配点の80%を保障してきた。これを2019年度入試から、法・経済・経営・文芸・総合社会学部でも、推薦入試(一般公募)で導入する。試験で80点取れる学生は多くないので、有利だと思う。
近畿大学の受験を考えている生徒と保護者の皆様の参考になれば幸いです。
写真は、以前、近畿大学を訪問した際の風景です。
では、最後に
『onとoffを意識して』頑張れ 今高生!