高等部進路講演会

講師:那須 元樹(なす もとき)様

内容:社会人として会社の中で働くために必要なことというテーマで話をいただきました。

将来のより良い就労生活をスタートするために必要なこととは、自分の行ったことに責任をもつこととそのために必要なスキルを身につけることである。自分が行う責任は学生生活の時とは大きく異なる。社会で働く場合はその責任は個人だけで終わることはなく、必ず個人を取り巻く組織(環境)にも影響を及ぼす。その広範囲に及ぶ責任に対する自覚がまず大切である。そのことによって今後の社会人としての振舞いかたが変わってくる。

次に必要なスキルとは様々な管理というスキルである。より良い状態になるための管理が必要なのだ。体調管理や時間管理という自己管理は当然のこと、円滑な人間関係を保つための関係性の管理や安全な職場環境づくりのための環境の管理、仕事の円滑化のための連絡の管理等が重要になる。そして最後に心構えについて話をまとめられていた。心構えとは

失敗してもくじけることのないチャレンジ精神のことである。会社というものは本来、個々の社員のチャレンジする気構えが報われるよう常に周りの者が協力している組織をいうのであり、これから仕事をするみなさんは決して臆することなく挑戦してほしいとの応援メッセージで括られていた。(文責高等部進路指導主事)

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